かぶ 近江かぶ
登録日:2025年2月2日
近江かぶ
少し前に滋賀県産の「近江かぶ(近江かぶら)」を食べました。近江の伝統野菜の1つで、大津市を中心に400年以上前から食されている古いかぶです。
近江かぶは直径が10~15cmほどで、平べったい扁平形をしていているのが特徴。肉質は緻密でほんのりと甘味があり、食べ方としては浅漬けや甘酢漬けをはじめ、サラダや煮物、汁物などにも利用できます。
ただ、長い歴史を持つ近江かぶですが、昭和時代後期には生産量が減少していて、平成にはごくわずかしか作られていなかったのだそう。そこで、このかぶを絶やさないようにと復活にむけた活動が行われ、現在はその努力が徐々に実ってきているということです。
今回購入した近江かぶは直径が9cm前後とやや小ぶりでしたが、大きな葉付きで根はかわいらしい扁平形。果皮はなめらかで白く、果肉も真っ白です。
これを浅漬けとバターソテーにして味わいました。浅漬けはコリコリとした食感で風味がよく、葉もシャキッとしていてとてもおいしいです。葉が長かったので半分ほどは刻んで炒飯の具にしたらこれまた美味。バターソテーも苦みはまったくなくクセになる味わいでした。
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