かぶ 弘岡かぶ
登録日:2025年1月13日
弘岡かぶ
これは高知県の伝統野菜の1つ「弘岡かぶ」です。高知市春野町を中心に古くから栽培されている在来種で、扁円~腰高な扁平形をしていて、大きなものは900gほどになります。
この地域はもともとかぶがよく育つ土壌だそうで、弘岡かぶは明治から大正にかけて「トラカブ」という系統をもとに選抜され、さらに選抜と自家採種を重ねたものだといいます。なめらかな白い肌をしていて、果肉はやわらかくシャキシャキとして甘味があるとのこと。
また主産地は高知県ですがほかの地域でも作られていて、今回入手したものは長崎県産になります。高知県では大きく育てたものをべったら漬けにするのが定番のようですが、これは小~中くらいのサイズでした。
腰高な扁平形でサイズは120~180gほど。漬け物はもちろん、蒸したり炒めたりしてもおいしいとのことなので、バターソテーと浅漬けにして食べてみることに。
くし形にカットしたバターソテーはほんのりと甘味があり、ジューシーでホクっとした食感。香ばしいバター醤油にかぶらしい風味もプラスされて美味です。浅漬けもやわらかさの中にコリっとした歯ごたえがあっておいしく、ぜひ本場のべったら漬けも食べてみたいと思いました。
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