ブロッコリーの葉

ブロッコリーはご存じの通り、こんもりと丸くなった「花蕾（からい）」の部分を食べる野菜です。が、先日「葉っぱ」だけで売られているのを見つけたので、試しに食べてみることにしました。

成長途中のブロッコリーは大きな葉を何枚も広げ、その中心部にいわゆるブロッコリーができます。そして収穫後は、残った葉は廃棄されるので、基本的に食材として流通することはありません。

ブロッコリーの葉は見た目が同じアブラナ科の「ケール」に似ていて、濃い緑色でうちわような大きな形。今回購入したものは長さが30cmほどで、幅は20cmくらいありました。かたさはキャベツの外葉のような感じで、かたいとまではいきませんがやわらかくもなく、ややしっかりとしていてます。

レシピとしては炒め物やスープなどがおすすめのようなので、まずはベーコンと一緒に炒めてみました。適当なサイズにカットして、炒めること数分間。やわらかい食感にしたかったので、途中で少し水を加えながら炒め、ほどよくしんなりとしたら、中華の素としょうゆで味付けて完成です。

食べてみると、歯ごたえが残りつつもそれほどかたくはなく、ケールのような苦みもありませんでした。よく味わうとほんのり苦みを感じますが、葉のうまみもあってなかなかいけます。また、ゆでて中華スープにもしたところ、こちらのほうが口当たりがソフトでした。どちらかというとゆでたほうが食べやすいかもしれません。今度は味噌汁にも使ってみたいと思います。

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