さといも 京いも(京芋)

登録日:2021年11月21日

京いも(京芋)

京いも(京芋)

宮崎県産の「京いも」が旬の時期を迎えています。京いもは里芋の仲間で、タケノコのような円筒形をしているのが特徴。この見た目から「たけのこ芋」とも呼ばれます。また名前に「京」が付くので京都府の特産のように思いますが、じつは宮崎県の特産です。

京いも(京芋)

一般的な里芋は丸形や楕円形のコロコロとした形をしていて毛がありますが、京いもはすらっとしていて毛がほとんどありません。そのため皮がむきやすく調理がしやすいのが魅力。食感はややねっとり&ホクホクとしていて、味は普通の里芋やセレベスのような感じです。

京いも(京芋)

今回購入した京いもは、長さが約35cm、直径は6~7cmほどで、重さは約770gありました。皮がこげ茶色の縞になっている様子は、タケノコに見えないこともありません。全体を見るとすりこぎ棒のような形をしていて、手に持つと重みを感じます。

京いも(京芋)

まずは竜田揚げにしてみました。ピーラーで皮をむき、厚さ1cmほどの輪切りにして電子レンジでやわらかくなるまで加熱。あとは表面に片栗粉をつけてカラッと揚げれば完成です。塩で食べても甘辛たれをつけてもおいしく、衣のサクサク感と果肉のホクっとした食感もよかったです。

京いも(京芋)

次に煮っころがしも作ってみることに。こちらは1~1.5cmほどの厚さの半月切りにして、コトコトと煮込みます。京芋は果肉が締まっているので煮崩れせず、味もよく染みていて美味。煮物の量が多かったので、翌日はこれをコロッケにアレンジ。マッシュしてパン粉をつけて揚げると、和食から洋食風に変身してひと味違うおいしさを楽しめました。

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