ピクニックコーン

とうもろこしは今まさに旬の夏野菜です。シャキッとした食感と甘くてジューシーなおいしさは、夏ならではのお楽しみといえるでしょう。

今回食べたのは「ピクニックコーン」という品種。甘味の強い品種「味来（みらい）」を開発したパイオニアエコサイエンスが育成したもので、糖度が高くてサイズが小さいのが特徴です。ちなみにパイオニアエコサイエンスは「シシリアンルージュ」や「ピッコラカナリア」などの「マウロの地中海トマト」を扱っている会社です。

一般的なとうもろこしは長さが20cmほどありますが、ピクニックコーンは「手のひらサイズ」といわれるだけあって、長さは15cm前後しかありません。でも、小さいゆえに加熱するときに、そのままお鍋や電子レンジに入れられるというのがメリット。子供のおやつにもよさそうです。

このピクニックコーンの重さは約200g。「味来」や「ゴールドラッシュ」などは300g以上になるので、それらと比較すると2/3くらいの重さになります。小ぶりながらも粒は濃い黄色でぎっしりと詰まっていました。5分ほど蒸して食べてみると、期待通りの甘さととうもろこしならではの風味が口いっぱいに広がります。糖度は20度以上あり、とてもみずみずしくて食感もよく、文句なしのおいしさでした。

また、ピクニックコーンは「冷たくされると甘いんです」というのがキャッチコピーのようで、冷やして食べることもおすすめしています。そこで、1/3ほどカットしてラップで包んで冷蔵庫へ。翌日に食べてみると、これもしっかりと甘くて美味でした。

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