とうもろこし 味来90

登録日:2025年9月22日

味来90

味来90

とうもろこしの品種名には「味来90」や「ゴールドラッシュ86」「おおもの83」というように数字がついているものがあります。この数字は種まきから収穫までの日数を表すことが多く、基本的に数字が大きいほうが収穫時期が遅いということになります。そして今回食べたのは鳥取県で栽培された味来90(みらい90)です。

味来90

味来はサナテックシード(旧パイオニアエコサイエンス)が販売しているスイートコーンで、栽培期間や特性などによって「プレミアム味来85」「味来390」「味来136」「味来ホワイト」などいろいろあります。

味来90

その中で味来90は晩生の品種で、糖度が高くて粒皮がやわらかく風味が良好。また倒伏に強いなど生産者にとってのメリットもあるのだそう。ちなみに店頭ではどのシリーズであっても「味来」とだけ表記されることが多いですが、今回珍しく90まで書かれていたので「おっ!」となりました。

味来90

この味来90は、皮が濃い緑色でヒゲはこげ茶色になっていて、皮をむくときれいに並んだ黄色い粒が顔を出しました。皮を全部むいた状態での重さは約310gで、粒は張りがあってプリプリです。

味来90

これを数分ほど蒸したところ、粒が光沢のある濃黄色になりました。食感はシャキシャキとしていてみずみずしく、甘い粒が口の中ではじけます。熱々で食べてもおいしく、ラップで包んで冷蔵したものを翌日食べてもこれまた美味でした。

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