さやいんげん 三尺ささげ(十六ささげ)

登録日:2020年8月23日

三尺ささげ(十六ささげ)

三尺ささげ(十六ささげ)

これは7月下旬頃から10月頃が収穫期の「三尺ささげ」です。「十六ささげ」とも呼ばれ、さやがひものように細長いのが特徴。さやいんげんをずっと長くしたような形をしていて、30~60cmほどの長さになります。1尺は約30cmなので3尺だと約90cmということになりますが、実際には40~50cmほどで収穫するのが一般的のようです。

三尺ささげ(十六ささげ)

また十六ささげという名前は、さやの中の豆の数が16個なのが由来とされます。本当なのかどうか数えてみればよかったのですが、うっかり食べてしまいました……。

ちなみに、ささげは漢字で書くと「大角豆」。豆がやや角ばっていることからこの文字になったといわれ、赤飯の豆に適した20cmほどのささげもあります。

三尺ささげ(十六ささげ)

さて、今回購入した三尺ささげは長さが55cmくらいで、さやいんげんに比べると少し細め。束で見るとおさげ髪のようです。ゴーヤと同じツル性の植物なので、建物の窓や壁沿いに育てる「緑のカーテン(グリーンカーテン)」としても活用されています。

三尺ささげ(十六ささげ)

この三尺ささげはごま和えと天ぷらにしてみました。ごま和えはさやいんげんに比べると食べたときのキュキュっと感が少なめ。味や食感はとても似ていますが、あまりキュッとならないので、あの感覚が苦手な人にもおすすめです。天ぷらもシャキッとしていて風味がよく、ほかにも炒め物や煮物などさまざまな料理に使えます。

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