さやいんげん サクサク王子
登録日:2020年6月14日
サクサク王子
これは先日食べた「サクサク王子」です。ほにゃらら王子と聞くと時の人のニックネームみたいな感じがしますが、さやいんげんのれっきとした品種名です。以前からちょっと気になっていたところ、たまたまスーパーの一角にある直売コーナーで売られていたので購入してみました。
サクサク王子はその名の通りサクッとした食感が特徴。サカタのタネが育成した品種で、2002年(平成14年)に誕生しました。開発当時はかたい食感のさやいんげんが多かったため、やわらかくて歯触りのよいいんげんの育成を目指して作られたそうです。
収穫サイズの目安は長さ16~19cm、幅は7~8mmくらい。今回買ったものは長さが12~15cm程度とちょっと控えめなサイズでした。また家庭菜園用としても普及していますが、あまり大きく育ててしまうとスジが出ることがあるそうです。ちなみに同社では、スジの発生が遅くなるよう改良された「サクサク王子ネオ」という品種も販売しています。
さて、さやいんげんは食べるときに「キュッキュッ」という音を感じることがありますが、この音が苦手な人もいるようです。サクサク王子はそういった人でも食べやすいよう、サクッと感を感じられるようになっています。ただ、サクサクに仕上げるにはちょっとしたコツが必要。ゆで時間を1分程度にして、冷水につけないのがコツだそうです。
さっそくゆで時間1分でサラダにして食べてみたところ、なるほど歯切れがよくて、やわらかさもあって風味もよし。食感はサクサク感が8割、キュッキュ感が2割といったところでキュッと感はだいぶなりを潜めています。スジっぽさもまったくなく、サラダや和えものによく合うおいしさです。試しに、水洗いして電子レンジで加熱したものをごま和えにしてみたところ、こちらはわりとキュキュっと感がありました。個人的にはキュキュが好きなのでこちらでも満足です。
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