スジナインスナップ（スナップエンドウ）

パッケージに「すじ取り不要」と書かれているスナップエンドウを見つけたので購入してみました。鹿児島県産のもので、名前は「スジナインスナップ」。そう、スジがないからスジナインというわけですね。

開発したのはトキタ種苗で、調べてみると「TRI-2715」という品種名で品種登録を出願中でした。さやは7～8cmで甘味が強く、下ごしらえが短縮できるのが大きな魅力となっています。確かに一般的なスナップエンドウはスジ取りをしてから調理する必要がありますが、その手間が省けるというのは大きなメリットです。

ちなみにスナップエンドウは「スナックエンドウ」とも呼ばれるさやえんどうの一種で、グリーンピースのようにさやがふっくらとしていて、それでいてさやごと食べられるのが特徴です。甘味があり、サクサクとした食感が持ち味となっています。

さてこのスジナインスナップは、ヘタがすでに取られた状態だったので、何もせずそのままゆでるだけでOKでした。さっそく軽くゆでて食べてみると、本当にスジが口に残らずそのまま丸ごと食べられました。豆の風味が強く、サクッとした歯切れのよさとスナップエンドウらしい甘さもありとてもおいしいです。

ただいくつかはさやをかじった際に、一度ではきれいにスジがかみ切れずに、手元のさやに少しヒョロっと残ってしまうものもありました。スジナインはさやが大きくなりすぎたり、時期によってはスジが気になることもあるそうなので、それらは少し成長しすぎていたのかもしれません。

個人的にはあまり気にならなかったものの、どうしてもスジが入っていないものがよいという場合は、なるべく大くなりすぎていないものを選んだほうがいいのかもしれませんね。

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