えのきたけ ゆきのした

登録日:2025年6月15日

ゆきのした

ゆきのした

「ゆきのした(雪の下)」というきのこを購入しました。ゆきのしたとはタマバリタケ科エノキタケ属のいわゆる「えのきたけ」の別名で、天然のえのきたけは寒さに強く雪の降る時期でも収穫できることから「ユキノシタ」や「フユタケ」とも呼ばれるそうです。

ゆきのした

このゆきのしたは北海道上川郡で人工栽培されているもので、えのきたけの原種に近いのだそう。「えぞゆきのした」という名前でも売られていて、天然ものはカサが黄土色~茶色ですが、これはカサが薄茶色~クリーム色。軸は細くて一部が黒っぽい濃茶色になります。

ゆきのした

またカサに少しヌメリがあって風味がよく、茎はコリコリとした歯ごたえがあり、みそ汁や天ぷら、和え物、鍋物などいろいろな調理に使用することが可能。なお、普通の白くて細長い「えのきたけ」とは見た目がまったく異なり、先日食べた人工栽培の「野生種えのき」ともまた違った外観です。

ゆきのした

このゆきのしたは、カサが1.5~2cmほどで、小さいものは1cmくらい。全体的にアイボリー~ベージュ色で、カサは少しベタベタとしていて、軸の先が黒っぽくなっていました。

ゆきのした

今回は天ぷらと和え物にしてみることに。和え物はサッとゆでて大根おろしとしょうゆでなめこおろし風に調理し、天ぷらは短時間で揚げて熱々のものを食べてみました。和え物はなめこのようなツルっとした口当たりで、味はけっこう淡泊でクセなどはありません。天ぷらはサクっと食べられてうまみも少し感じられ、個人的にはこちらのほうが気に入りました。

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