えのきたけ 大木白雪919

登録日:2020年11月8日

大木白雪919

大木白雪919

「えのきたけ」といえば一般的に白色をしていますが、これはさらに白さが際立っている「大木白雪919」というえのきたけです。2018年に発表された新品種で、開発したのは株式会社大木きのこ種菌研究所。福岡県の大木町で作られていて、JA福岡大城より出荷されています。

大木白雪919

大木町はもともとえのきたけの産地ですが、差別化を図るために新品種の生産へ移行したそうです。大木白雪919はシャキシャキとした食感で、全体が真っ白なことが大きな特徴。パッケージには「白茸」と書かれたものや「白の極み」という商品名のものが出ています。試しに従来のえのきたけと並べてみると、普通のえのきたけは少し黄色みがかったクリーム色ですが、これは先端まで真っ白なことがわかります。※左が大木白雪919

食べ方としては、お鍋や炒め物、みそ汁、きのこご飯といった一般的な調理法のほか、この白さと軸の細さを活かして、そうめんのようにして食べるのもおすすめだそう。カロリーが低くて食物繊維が多いので、ヘルシーな1品になるとのことです。えのきたけを麺に見立てるとは、なかなかユニークで新しい発想ですね。

大木白雪919

といいながら、この大木白雪919はみそ汁と天ぷらにして味わってみました。みそ汁は豆腐と白味噌を使って白シリーズに。えのきたけのうまみと、とろっとした口当たりがとてもおいしいです。

大木白雪919

そして天ぷらも白い仕上がりになりました。衣のサクサク食感とえのきのシャキシャキ感、さらにえのき特有のうまみがじんわりと感じられて美味。これまでえのきたけの品種名は気にしたことがありませんでしたが、大木白雪919といわれると、なるほど雪のような白いえのきがかわいらしくてまた食べたいと思いました。

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