白菜 新あづま
登録日:2024年1月21日
新あづま
直売所でびっくりするほど大きな白菜が売られていたので近づいてみたら、「新あづま」という品種の山東菜でした。山東菜で品種名まで明記されているのは珍しいので購入してみることに。
山東菜は「さんとうな」や「さんとうさい」と呼ばれる白菜の一種で、葉は白菜に比べてやわらかく、大きくなるまで育てて漬物や煮炊きに使用したり、若いうちに収穫して炒め物やお浸しなどに利用することもできます。横から見ると白菜によく似ていますが、白菜は葉先が閉じているのに対し、山東菜は半結球の状態になっているのが特徴です。
新あづまはタキイ種苗が育成した漬け物向きの品種になります。葉は淡い緑色で切れ込みが大きく、球芯は黄色。また、白菜にたまに見られる毛茸(もうじ)というごく小さいトゲはなく、お尻から腰にかけて張りがよくどっしりとしていて、サイズは約3.5kgになるそうです。
この新あづまは両手で抱えるほどの大きさで、重さを量ってみたら3.5kgありました。まさに特徴通りの大きさですね。葉の白い葉柄や葉脈の感じは白菜にそっくりですが、上から見ると葉が結球しておらず、波打っていてブーケのように見えます。そして葉はとても薄く、少しひっぱるとちぎれそうなほどでした。
さっそく浅漬けを作ってみたら、シャキッと歯ごたえがあり、それでいてくたっとしたやわらかさもあり、お土産屋さんで売っている漬け物かと思うほど美味でした。さらにお鍋にも使ってみたら、煮込み加減次第でややサクっとした食感からとろっとソフトな口当たりで、これまたとてもおいしかったです。
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