小松菜 正月菜(モチ菜)
登録日:2020年2月16日
正月菜(モチ菜)
これは見た目が「小松菜」に似ていますが、「正月菜」という野菜です。愛知県や岐阜県で作られていて、尾張地方で古くから食べられている伝統野菜。お正月に雑煮の食材として使われていたことから正月菜と呼ばれ、別名「モチ菜(餅菜)」とも呼ばれています。
正月菜はお浸しや汁物、あえ物、炒め物などに使われるのが一般的。小松菜の仲間ですが、小松菜よりやわらかいので、ゆで時間は小松菜より短くて済むそうです。また軸が小松菜よりも細く、鮮度がよければ生のままでも食べられます。
ちなみに小松菜との見分け方は、根元に近い部分にも葉があるかどうか。小松菜は基本的に軸(葉柄)がすっと伸びて上部で葉が広がっていますが、正月菜は軸の下のほうからも葉が出ているとのこと。確かにこの正月菜も根元から葉が出ていました。小松菜よりも葉色が黄色くなりやすいのが難点ですが、最近はそれらを改良したF1品種が多く出回っているようです。
今回購入した正月菜はお浸しとパスタに使いました。お浸しは本当にゆで時間がかからず、思った以上に早くやわらかくなってびっくり。2分くらいで慌ててお湯からあげました。食感もソフトでくせがなく、ほんのりと甘味もあって美味です。
パスタは、トマトとベーコンのパスタに追加。さっと湯通ししたくらいの正月菜をざく切りにして投入すると、緑色がきれいでしゃきっと歯触りもよく、こちらもおいしく味わえました。
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