ほうれん草 山形赤根ほうれんそう
登録日:2023年2月5日
山形赤根ほうれんそう
山形県の伝統野菜の1つ「山形赤根ほうれんそう」を食べました。スーパーで売られている一般的なほうれん草は栽培しやすいように改良された交配種ですが、これは日本在来種とのこと。昭和時代初期から受け継がれていて甘味が強く、根元の赤色が濃いのが特徴となっています。
葉は肉厚でギザギザとした切れ込みがあり、アクが少なくてやわらか。一時は病気に弱いなどの理由で生産量が減ってしまいましたが、食味のよさから価値が見直され、現在も山形市や天童市などで作られているそうです。
また、山形赤根ほうれんそうは寒さに強く、旬の時期は12月から2月頃。極寒になるとより甘味を溜め込み、特に根元の赤い部分の糖度が高くなるのだとか。
この山形赤根ほうれんそうは根元1cmほどが赤くなっていて、葉は厚め。葉のフチにはギザギザがあり全体が濃い緑色をしています。食べ方としてはソテーやパスタ、グラタン、あえ物などいろいろありますが、生産者のおすすめはお浸しだそう。
ということでお浸しにして食べてみると、本当に甘くて口当たりもソフト。赤みがかった根元近くは、何もつけずにそのままモリモリ食べてしまうほど美味です。また、少しばかりバターソテーにもしてみたところ、こちらもまったくえぐみがなくじつに食味のよいほうれん草でした。
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