おかひじき おかひじき
登録日:2025年5月25日
おかひじき
これは山形県の伝統野菜の1つ「おかひじき」です。ヒユ科の一年草で、細い葉がワサワサとしていて、シャキっとした食感が持ち味。少しマイナーな存在ですが、クセがなくて火の通りも早く、扱いやすい食材です。
現在は全国各地で栽培されていますが、もともとは江戸時代に山形県南陽市で作られたのが始まりとされます。南陽市周辺の置賜(おきたま)地域では露地栽培とハウス栽培により1年中出荷されていて、今の時期は露地ものがシーズンとなっています。
食べ方としては、からし醤油やポン酢であえたり、ツナとマヨネーズであえたり、炒め物や天ぷらにするなどさまざま。加熱時間が1~2分ほどと短いので、時間をかけずにササッと調理できるのがいいですね。
今回購入したおかひじきは長さが14cm前後で、葉が濃い緑色をしていて、茎は黄緑色。茎のかたそうな部分はカットすると食感がよくなりますが、これは大丈夫そうだったのでそのまま全部炒め物に使用しました。
3cmくらいにカットして、少ししんなりするまで2分ほど炒め、炒り卵と混ぜて中華調味料としょうゆなどで味付けしたら完成です。卵と一緒に食べるのは初めてだったのですが、思った以上に相性がよくて美味。シャキシャキとした食感と鮮やかな色合いもよかったです。