グリーンピース うすいえんどう

登録日:2022年5月15日

うすいえんどう

うすいえんどう

「グリーンピース」は春から初夏にかけてがおいしい季節です。そろそろシーズン終盤になりますが、和歌山県産の「うすいえんどう」がおいしそうだったので、豆ごはんを作ってみることにしました。

うすいえんどう

グリーンピースの産地は和歌山県や鹿児島県、熊本県など暖かい地域が多く、和歌山県では「うすいえんどう(紀州うすい)」という種類が多く作られています。うすいえんどうは皮が薄めで上品な甘味があり、家庭菜園でも人気だそうです。

うすいえんどう

ちなみにグリーンピースは見た目が「スナップエンドウ」に似ていますが、この2つは食べ方が異なります。スナップエンドウはさやごと食べるのに対し、グリーンピースのさやはかたいので丸ごと食べません。うっかりグリーンピースをさやごと食べようとすると、ちょっと切ない思いをします。※左がスナップエンドウ、右がうすいえんどう

うすいえんどう

さて豆ごはんですが、用意するものはグリーンピースのほか、豆と塩、あとはお好みで料理酒、昆布など。また、豆はご飯を炊くときに一緒に入れてもよいですし、あらかじめゆでておいて後からまぜてもかまいません。

うすいえんどう

いつもは炊飯時に入れるのですが、この炊き方だと豆にシワが寄ってしまうので、今回はシワができないやり方で作ることにしました。豆をさやから取り出して塩ゆでし、冷めるまでそのまま放置。冷めたらゆで汁を炊飯に使い、最後に豆を混ぜれば完成です。

炊きあがったご飯からはゆで汁効果によって豆の香りが立ちのぼり、混ぜたうすいえんどうの緑色が白いご飯に映え、食欲をそそります。そして味もホクホク感とやさしい甘味、そしてほんのり塩味が調和して、これこれ! という豆ごはんが味わえました。なお、豆にシワができるのは、熱々の豆が急に冷めてしまうことが原因です。この作り方なら豆がまん丸でいい感じに仕上がります。

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