コールラビ 京ラフラン

登録日:2019年4月21日

京ラフラン

京ラフラン

「京ラフラン」という葉野菜が売られていたので購入してみました。京ラフランは京都大学と京都市が開発した新しい京野菜で、「大根」と「コールラビ」を交雑して誕生。名前の由来は、大根の学名「ラファヌスサティブス」のラフと、キャベツの和名「甘藍(カンラン)」の「ラン」を組み合わせて名付けられたそうです。

京ラフラン

見た目は大根の葉のような感じで、30cmほどの長さで茎がやや太く、葉色は濃い緑色。上部には小さな花蕾があり、花蕾と葉、茎を食用にします。紹介文には「生食すると大根のような味で、ゆでると甘味が引き立つ」と書いてありました。

ひとまず実際に葉を生でかじってみたところ、大根の風味を感じないでもないですが、葉が肉厚でかたく、クセのないケールといった感じ。個人的には生食よりも加熱したほうが食べやすいかなと思います。

食べ方を調べてみると、和え物やお浸し、炒め物などが多いようなので、今回は和え物と炒め物にしてみることに。まずは茎から葉をちぎり、半分はゆでてマヨネーズ和え、残りはしめじと一緒に炒めて甘辛風の味付けにしてみました。

京ラフラン

和え物は10分ほどゆでて、炒め物もやや長めに加熱。食べた感想としては、菜花やキャベツのようなアブラナ科特有の風味が感じられておいしかったです。葉先は少しソフトですが全体的に歯ごたえがあり、とくに葉の軸(葉柄)の部分はしっかりとした食感があります。炒め物はゆでてから調理してもよかったかもしれませんね。

また、下部の太い茎も食べられるそうなので、これもゆでてみましたが、周囲の皮がスジっぽくて食べられませんでした。検索してみると、どうやら太い茎は皮をむいて中心部だけを食べるといいみたいです。京ラフランはカルシウムやビタミンを多く含むなど栄養価にも優れているので、おかずとしてだけでなくスムージーにしてもよさそうです。

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