まめこぞう

これは鹿児島県で栽培されている「まめこぞう」というグリーンピースです。「うすいえんどう」以外のグリーンピースで品種名が明記されているのは珍しいので購入してみました。

調べてみたところ、まめこぞうは鹿児島県が育成したもので、品種登録されたのは2016年（平成28年）。特徴としては独特の豆くささが少なくて甘みがあり、従来品種よりも豆がやわらかいとのこと。グリーンピースには特有の豆っぽい香りがあるため、それが苦手だという子どももいますが、そういった子でもおいしく食べられるということです。

また、このまめこぞうという名前は、試験栽培を行った指宿市の高校生が命名しました。「ま」んまる、「め」っちゃあまい、「こ」どももだいすき、うまい「ぞう」という意味が込められているのだそう。ちなみに鹿児島県は和歌山県に次ぐグリーンピースの生産量を誇っていて、指宿市ではまめこぞうと「スーパーグリーン」をおもに作っているそうです。

今回入手したまめこぞうはさやがパンパンにふくらんでいて、中にはぷくっとした豆が5～7個並んでいました。

さて、グリーンピースといえばやっぱり豆ごはん。今回も前回と同様に、豆を先にゆでて、ゆで汁でごはんを炊き、最後に豆を加えるという手順で作りました。豆はまん丸できれいな緑色をしていて、やわらかくて風味よし。名前の由来通りに甘さもあって旬の味をおいしく楽しめました。

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